大谷翔平の愛読書チーズはどこへ消えた?あらすじ&僕たちに必要なこと
エンゼルス・大谷翔平選手の愛読書のひとつと話題になった「チーズはどこへ消えた?」
出版されたのは2000年ですが、再び注目を集めています。
大谷選手は前代未聞の2刀流でメジャーへ渡りましたが、
大谷選手本人が「自分が通用するかはやってみないとわからない」と言うように
未知の世界で挑戦を続けています。
一方で今はとても変化の激しい時代で先が不安という方も多いのではないでしょうか。
「チーズはどこへ消えた?」はそんなときに読んでおきたい1冊です。
大谷選手の愛読書「チーズはどこへ消えた?」のあらすじ
迷路の中に住んでいる2組。
ネズミのスニッフとスカリー
小人のヘムとホー
2組は食料にするため、幸せになるためにずっとチーズを探している。
ある時、2組は好みのチーズを見つけて
そこへ食べに通うようになる。
スニッフとスカリーは毎朝次のチーズを探した。
一方でヘムとホーは大きくて好みのチーズを見つけたから安心して
そこへ行けばチーズがあるという確信を得ている。
ある日、そのチーズへ向かうとチーズが消えている。
スニッフとスカリーは本能的に次のチーズを探しにすぐに行動を始めるが、
ヘムとホーはずっとその小さな変化に気づいておらずまだ信じられない。
次そこへ行けばチーズはあるはずだと毎日毎日待ち続ける。
当然チーズが戻ることはなく
ヘムとホーは時間だけが過ぎていく。
ヘムとホーは1度目にうまくいったことが足枷なってしまい
そこからの変化を恐れるようになっていた。
スニッフとスカリーはチーズが日に日に小さくなっていくという小さな変化を気にかけていたので
急な変化にも動くことができた。
対照的な2組の行動から学べることは、
状況は変わっていくものなので、満足することなくいつも小さな変化に目を向けていつでも適切な行動が取れる準備をしようというもの。
大谷翔平選手の適応力の原点⁈
大谷選手はメジャーリーグのエンゼルスへ移籍したとき、
はじめはメジャーとプロ野球の違いに対応できていませんでした。
バッターでは振り遅れていたり、
ピッチャーではマウンドの硬さが合わずボールに力が伝わらなかったり苦戦して
地元の記者には酷評されていました。
大谷選手はそれを1ヶ月で修正して開幕に間に合わせました。
そこから大谷選手は活躍を続けています。
大谷選手の特徴は適応するのが早いことです。
分析して修正していくのがうまいと言われています。
それはスニッフとスカリーのようにいつも周りの小さな変化に気を配り、
前もって行動していく姿勢が作っているのかもしれないですね。
変化の激しい時代に必要な力
今、いろいろな技術が急に発達してきていて
僕たちの生活もかなり変わってきてしまっています。
これからたくさんの仕事が機械に置き換えられるとか言われたり
不安なことが多いのではないでしょうか。
これから10年でもっといろいろなことが変わるとも言われます。
そんな時代だからこそ、
この本は再ブームを起こしているのかもしれませんね。
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