オリックス・山本由伸を紐解く7つの物語| グローブとフォームの秘密とは
出典:「https://instagrammernews.com/」
山本由伸投手が “やり投げ練習法” で身につけた “考え方” とは。
決して大柄な体格ではない山本投手ですが『160キロは出したい』と語り、探究心に溢れる姿勢がわかります。
山本投手が絶賛したオリックスのチームの “雰囲気” とは、一体どういうものなのでしょうか。
「チームを勝たせたぞ、と言えるようなピッチャーになりたい」と独自のエース像を描いています。
今回は、”神童”・山本由伸投手の人柄を『7つの物語』と題して紐解いていきます。
目次
『160キロは出したい』山本由伸の探究心
出典:「https://instagrammernews.com/」
山本投手の最速は156キロ。それでも山本投手自身は、まだまだ出せるという自信はあるのだといいます。
「160キロは出したいですね」と話していた山本投手。
160キロというと、大谷翔平選手のような190センチの大柄な選手が投げるイメージですが、山本投手の身長は178センチ。
その体格でも技術で投げられるというとなると、本当にすごいことかもしれません。
フォームもまだまだ良くなるのだと話していた山本投手。
その研究心の裏にはある練習で身につけた考え方がありました。
“やり投げ練習法” で山本由伸が身につけた考え方とは
出典:「https://news.nicovideo.jp/」
その練習とは、”やり投げ’ の練習。山本投手が2017年のオフシーズンに始めたもので、最初にやってみたときから「これは必要だな」と感じたのだといいます。
山本投手の側には、身体のことや動作のことを教えてもらっている先生の存在もあり、このやり投げの練習は調子を測るバロメーターの役割も果たしているのだそう。
やり投げというのはまっすぐ飛ばすのが難しいもの。少しの投げ方の間違いが飛んでいく槍の方向に表れるのだといいます。
少し身体が開くと右の方へ飛んでしまい、少し投げる際に引っかかると左へ飛んでしまう。
真っ直ぐ飛んでいると、「今日調子良いな」と、調子をはかるバロメーターにもなっているのだそう。
「投げるというよりは、乗せるというイメージ」と話す山本投手。
やり投げも野球と同じで “投げ方に正解はない” のだそうで、このように自分で考えて探求していくことができるのは、まだ高卒3年目の20歳とは思えないような考え方。
こういうところが “神童” と呼ばれたり、大谷翔平選手が注目している理由なのかもしれません。
中指からのバランスがカギ!? 山本由伸と “アルモニーアグラブ”
山本投手の探究心はグローブにも。
今使っているのは、アルモニーアグラブという体幹の繋がりを安定させるように設計されているというアルモニーアシリーズの一つ。
そのグローブは特徴的。通常のグローブは人差し指が外へ出るタイプのものが主流ですが、山本投手の使うグローブは中指が外に出るような構造。
その理由は、身体の軸から手の先までたどると、中指にたどり着くから。
そうすると、ボールを投げる際に両腕を伸ばした時に身体の中心の軸が通るのだそう。
「手にグローブをつけているというよりは、グローブまでが手という感覚になる」のだと話していました。
アルモニーアグラブの詳細はこちらから見れます↓
(楽天市場の商品ページへ飛びます)
山本由伸の意外なオフタイムの “リフレッシュ方法”
出典:「https://instagrammernews.com/」
そんな山本投手ですが、野球から離れれば普通の二十歳の一面も。
空いている時間には、Netflixを見ることが多いのだといいます。
最近はテラスハウスを見ているのだそう。
中学の時に流行っていて、久々に見たら面白くて見ているのだと話していました。
シーズン中、1日休みの日は買い物に出かけたりしていたり、何をするでもなくなんとなく過ごすのも好きなのだという山本投手。
よく一緒に出かけるのは、澤田圭佑投手と山岡投手なのだそうです。
山本 “由伸” という名前の “2つの由来” とは
出典:「https://instagrammernews.com/」
山本投手がプロ入りから最も注目を集めたことの一つが、その名前。
“由伸” と名前を聞いて、プロ野球ファンなら誰もが “高橋由伸” という名前を思い浮かべるのではないでしょうか。
その名前の由来が2つあるのだといいます。
1つ目は、両親の名前。母”ゆみ”さんと父”ただのぶ”さんの名前から1文字ずつをとったというもの。
もう1つが、山本投手が生まれた1998年。その年は高橋由伸さんがプロ1年目で活躍した年だったというもの。
さらに1998年はイチロー選手がいてオリックスブルーウェーブが強かった頃でもあります。
しかし、山本投手はイチローさんがいた頃のことは知らなくて、イチローさんを見始めた頃にはすでにメジャーへ行っていたのだと話していました。
山本由伸が絶賛した “チームの雰囲気”
出典:「https://instagrammernews.com/」
2年目19歳の頃から50試合以上投げて大活躍だった山本投手。3年目には先発に転校してエースと呼ばれるまでに成長。
その裏にはオリックスのチームの雰囲気があったのかもしれません。
その雰囲気とは、年上の人たちが優しいこと。
山本選手が “オリックスのチームの良さは素晴らしい” のだと絶賛していたことがありました。
その時に言っていたのは、年上の選手たちが若い選手にたくさん気を使って、やりやすい雰囲気を作ってくれているのだということ。
オリックスはキャンプでも、ベテラン選手たちの雰囲気の良さは有名。
即席サイン会を開いて、ファンにも延々とサインをしているベテラン選手たちの姿があります。
山本投手は「若手の人はみんなやりやすいと感じている」と絶賛していて、選手としても人としても尊敬できる先輩がたくさんいるということが若い選手たちの活躍に繋がっているのかもしれません。
山本由伸にとっての “エース” とは
出典:「https://instagrammernews.com/」
20歳ですでにエースと呼ばれるようになった山本投手。
2019年シーズンは金子弌大投手や西勇輝投手がいなくなって、オリックスがピッチャーの若返りをはかってスタートした年でもあります。
山本選手は、「エースってやっぱり格好いいし、チームを勝たせたぞ、と言えるようなピッチャーになりたい」とエースへの憧れもあるのだといいます。
それでも「この人にめちゃくちゃ憧れている」というのはないのだそう。
オリックスの先輩たち含めて多くの人を尊敬しているのだけれど、この人という特定の人を目指しているというのではなく、全ての人に学ぶことがあり、様々な人から吸収したいのだと話していました。
フォームの探求といい、独自の道を描いている山本由伸投手。
日本を代表するようなそんな空気感があります。
\今なら1ヶ月無料トライアル中↓/
(無料期間中の退会もできます)
\2019年 注目の選手7人の生き方を特集してます↓/
\球場へなかなか行けないなら↓/
\山本由伸投手の豪快なストレートを見るなら↓/
\面白い!意外!感動!プロ野球選手たちの生き方を紹介してます↓/