大谷の相棒 マルドナードってどんな人?性格を10のキーワードで紐解く
大谷翔平選手がエンゼルスへ移籍してバッテリーを組んでいるマーティン・マルドナード(Martin Maldonado)選手。
マルドナード選手は2017年にアメリカンリーグでゴールデングラブ賞をはじめとする賞をいくつももらっていて、
今アメリカンリーグで1番上手なキャッチャーです。
しかも性格も愛らしいキャラクターで大谷選手とも楽しそうに話しているのをよく見ます。
僕はメジャーの試合をときどき見ていて、メジャーのキャッチャーって恐面の人が多いなあと思っていて
マルドナード選手とバッテリーを組めた大谷選手は運が良い!と思うくらいの選手です。
そんなマルドナード選手のずば抜けたプレーから結婚とかのプライベートまで
10のキーワードでその人柄を紐解いていきたいと思います。
マーティン・マルドナード選手の経歴
まずはマルドナード選手がどんな経歴を辿ってきた人なのでしょうか。
マルドナード選手はプエルト・リコ出身で1986年8月16日生まれの31歳(2018年現在)
2004年の全米ドラフトの27巡目(全体803位)でアナハイム・エンゼルスに入団しています。
そこからエンゼルス傘下でルーキーリーグで3年間プレーして、2007年からブルワーズへ移籍。
2011年のシーズン終盤にメジャーデビューを果たしています。
2016年のオフにはトレードでエンゼルスへ帰ってきて
2017年シーズンには初めてシーズンを通して活躍。
ゴールデングラブ賞をはじめとする守備の賞を受賞しています。
マルドナード選手は大谷翔平選手の相棒!
出典:「https://www.sponichi.co.jp/」
2018年からエンゼルスの一員となった大谷選手のボールも受けています。
大谷選手が入団した当初からずっとコミュケーションととって
日本ハム時代の大谷選手のピッチングの動画も見たりしながら大谷選手と配球を組み立てて
大谷選手のピッチングを支えています。
お茶目な一面も見せる人で大谷選手もいつも楽しそうに見えます。
トラウト選手や大谷選手と並んで、エンゼルスの顔の1人
こちらはメジャーリーグのオールスターゲームの投票を呼びかける広告です。
右から2番目がマルドナード選手でトラウト選手やシモンズ選手と並んでエンゼルスの顔となっているのがわかります。
2017年にゴールデングラブ賞を受賞!
アメリカンリーグとナショナルリーグで毎年それぞれのポジションで1人ずつ選ばれる守備の優秀者に送られるゴールデングラブ賞を受賞。
なのでアメリカンリーグで1番上手なキャッチャーということになります。
その守備率は驚異の「.998」です。
ゴールデングラブ賞だけでなく優秀守備選手賞とフィーリング・バイブル・アワードも受賞していて、守備の賞を総なめにしています。
大谷選手ののワンバウンドする150キロ近いフォークも160キロを超えるストレートもしっかり受け止めていて、ほとんど後ろに逸らさないでがんばっています。
大谷選手が肘を怪我した試合にはフォークもストレートもコントロールが定まらずボールが大荒れだったときも
ホームベースのかなり手前でワンバウンドになるようなボールでも身体で止めて後ろに逸らさないように頑張っていました。
肩の強さがメジャーのトップクラス!
マルドナード選手の守備で知っておきたいのが、その送球のスピードです。
マルドナード選手の2017年の盗塁阻止率は「.387」
相手が75回盗塁をしようとしたうちの29回をアウトにしています。
メジャーでは超人みたいに足の速い選手たくさんがいますが、
そういう選手が盗塁しようとしてもアウトにしてしまうマルドナード選手も並外れています。
2018年オープン戦の時のマルドナード選手の盗塁をさすシーンを見てください。
A thing of beauty. #LAASpring pic.twitter.com/riuOU7XGRA
— Angels (@Angels) 2018年3月5日
ボールを握りつぶすように投げますね。
地を這うような送球で伸びるように2塁ベースめがけて飛んでいきます。
僕もプロ野球を長く見ていますが、こんな投げ方するキャッチャーは日本にはいません。
ソフトバンクの柳田選手がボールを打つ時は「ボールを叩き潰すイメージ」と言っていたのを思い出します。
そんな感じの投げ方です。
こちらはマルドナード選手がブルワーズにいた頃の送球ですが、これも僕はびっくりしたんですが、座ったまま投げてアウトにしています。
立って投げる余裕がなかったのか座ったままでも強い送球ができるからなのか。
メジャーで「強肩」て言ったらこれくらいでないといけないんですね。
僕も日本でプロ野球を見ていて肩の強い小林選手とかが盗塁を阻止すると「おおっ」てなるんですけど
マルドナード選手の送球を見ると、次元が一つ違うなと思いました。
これぞメジャーという感じで日本では見られないプレーです。
マルドナード選手の打順は9番が定位置
出典:「https://www.dailynews.com/」
一方ではバッティングも並外れているというわけではないようです。
2017年は138試合に出場していますが、
打率が「.221」ホームラン「14」打点が「38」
メジャーの中でも成績が良い方ではないです。
でもマルドナード選手は2017年に初めてシーズンを通して試合に出続けていて
それまでは打席に立つ回数も少なかったので、これから成績は上がるかもしれないです。
2018年は6月14日現在の打率は「.247」ですが、
これからのマルドナード選手のバッティングにも注目したいですね。
2013年のWBCでプエルト・リコ代表に選出!日本を破って準優勝メンバーに
出典:「https://ja.wikipedia.org/」
2013年はマルドナード選手はブルワーズに所属していましたが、
WBCの代表に初選出されました。
プエルト・リコにはヤディアー・モリーナというメジャーで長く活躍してきた選手がいて正捕手ではなかったですが、
この2013年大会でプエルト・リコは準優勝。準決勝では日本を下して決勝へ進みました。
ちなみに2013年は大谷選手はプロ1年目だったので
まだ日本代表には入っておらず顔は合わせていませんでした。
モリーナ選手は次回WBCが行われる2021年には38歳ですし、
2017年はゴールデングラブ賞をはじめとする守備の賞を総なめにして守備面ではリーグNo.1捕手なので
次の2021年大会ではまた出場するかもしれないですね。
マルドナード選手は既婚!お子さんもいる
マルドナード選手はすでに結婚していて、子供も生まれているようです。
上の写真では奥さんと写っています。
奥さんはJanalise Maldonadoさんという方で
マルドナード選手は奥さんとの間にお子さんが生まれたことも自身のインスタグラムで報告されていました。
他にも奥さんとの様子を見たい方はこちらへどうぞ↓
マルドナード選手と奥さんのJanaliseさんの動画へ飛びます
第1言語はスペイン語で大谷選手はマルドナード選手からスペイン語を教わっている
出典:「https://www.mlb.com/」
英語を話しているのも見ますが、マルドナード選手の出身のプエルト・リコはスペイン語圏。
なのでマルドナード選手の第1言語はスペイン語ということになります。
大谷選手が2塁ベース上で相手選手と話しているときに大谷選手がスペイン語で答えていたということも聞きましたが、
大谷選手はマルドナード選手からスペイン語を教わっているということでした。
ピッチャーとのコミュニケーションを大切にしている
出典:「https://www.ocregister.com/」
マルドナード選手は以前インタビューでもピッチャーとの会話を大切にしている、ということを話しています。
大谷選手は通訳の水原一平さんを通して話していますが、水原さんは英語の通訳なのでマルドナード選手も英語で話していることになります。
日本人はコミュニケーションで苦労するのでキャッチャーはメジャーへ行くのが難しいといわれますが、
日本人のピッチャーともきちんと話して配球の細かいところまで打ち合わせているのはすごいと思います。
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