現在は解説者をしている高橋尚成さんのメジャー挑戦の本当の意義とは
出典:「http://sp.baseball.findfriends.jp/」
大谷翔平のエンゼルス入りを実体験の話を絡めながらリアルにコメントしていた人がいます。
以前にエンゼルスに在籍してロサンゼルスに在住もしていた高橋尚成さんです。
巨人からメジャーリーグのメッツに移籍して2010年から4年間アメリカでプレーしましたが、最初はマイナーリーグからのスタートで”通用しない”と言われていました。
活躍する時期もありましたが、結果は4年間で14勝12敗10セーブ13ホールド防御率3.99と他のメジャー移籍した日本人選手に比べると成績は劣ります。
しかし、プロ野球からメジャー挑戦をする選手は向こうへ行って活動するだけでもその人にとって価値があると思います。
高橋尚成さんは4年間もいたので現役引退後の活動の幅がグッと広がっています。
僕が留学する時に周りの人から、「まず行ってみること大事で第1歩を踏み出すことに価値がある」ということをよく言われました。
今回は、その理由を見ていきましょう。
メジャーで経験した日本人選手は66人しかいない
出典:「https://news.yahoo.co.jp/」
日本人でメジャーリーグを経験した選手は66人しかいないです。
その中で4年以上の選手は高橋尚成さんを含めて38人だけです。
プロ野球選手は毎年100人以上入ってきていてたくさんいますが、それに比べてメジャー経験者の人数はかなり少ないのではないでしょうか。
今、大谷翔平選手がエンゼルスで活躍していて日本でも試合が放送されています。
僕はときどき見ていますが、高橋尚成さんが解説をしている試合もいくつか見ています。
やっぱりメジャー経験者の人だと解説や体験談がリアルなので、面白いですよね。
それに高橋さんは2年間大谷選手と同じエンゼルスにいたのでチームのこともよく知っています。
さらにロサンゼルスでの生活や日本人コミュニティのことまで話していて、これは他の人にはできないことです。
高橋尚成さんは巨人時代からよく喋る人で、話も面白いので解説も面白いです。
日本のプロ野球の中継ではすごい記録を作ったような大物のOBばかりが解説していますが、そういう人でもメジャーの解説にいることはほとんど見ないです。
高橋尚成さんは4年間のメジャー経験がセカンドキャリアの活動の幅をグッと広げているのではないでしょうか。
まとめ:高橋尚成さんのセカンドキャリア
メジャーを経験したこれまでの日本人選手66人のうち、注目されるのはいつも大谷翔平選手や田中将大投手、ダルビッシュ有投手のような日本で敵なしとなって大型契約で渡った人たちです。
一方で、高橋尚成さんはプロ野球でも活躍していましたが、当時メジャーでは通用しないと言われていて、メジャー球団と大型契約をするほどの選手たちと比べるとメジャーで契約できた年数は短いです。
実際の成績もそこまで大きな数字は残していませんが、経験することで選手の活動の幅が広がるので、成功するかどうかよりももっと大事なことを得られるのではないでしょうか。
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