大谷翔平の優れた人間性 読書家は佐々木監督と栗山監督から生まれた⁈
大谷選手が注目されるのは「2刀流」とかプレーの面が多いのではないでしょうか。
しかし、本当に大谷選手が優れているのはその人間性なのかもしれません。
大谷選手は高校時代からインタビューできちんとした受け答えをして
周りにも礼儀正しく、好青年と言われることも多いです。
そんな今回、注目したいのが大谷選手が「読書家」ということ。
特に僕は本を読むのが好きなので、読書が大谷選手にどんな影響を与えているのか気になるところです。
大谷選手を日本ハム時代に指導した栗山監督は、
「人として成長できれば、野球って絶対うまくなる」
という持論を持っていて、読書が野球選手に大切ということを言っています。
今回は大谷選手の「読書」について見ていきましょう。
大谷翔平選手は読書家だった!
大谷選手は読書家としても知られており、その愛読書には
「伝記 スティーブ・ジョブズ」や「チーズはどこへ消えた?」を始めとする
たくさんの本があります。
それ以外にも移動時間中とか眠くない時とか、さらには入浴中にも本を読んでいるというように
かなりたくさんの本を読んでいるようです。
高校1年の時に大谷選手が作ったという「目標達成シート」には「運」という項目があり、
その中に「本を読む」ということも書かれていて大谷選手が読書を大切にしてきたことがわかります。
高校時代は野球だけでなく学業もあるので、かなり忙しかったと思います。
それに加えて読書まで心がけていたのはすごいですよね。
僕なんて高校時代は学業だけで精一杯だったのに、
大谷選手の向上心には感心してしまいますね。
読書を大谷選手に薦めた2人の師匠
大谷選手を高校時代に指導した花巻東高校の佐々木監督は
「野球を超えたもっと広い視野を大切に指導していた」と言います。
大谷選手の花巻東高校の先輩でもある西武ライオンズの菊池雄星投手もかなりの読書家として知られています。
高校時代には多い時には月に3万円も本に使っていたそうなのでびっくりです。
それだけ佐々木監督も薦めていたということなのでしょう。
日本ハム時代に大谷選手を指導した栗山監督も読書家として知られています。
出典:「http://www.sanspo.com/」
栗山監督は大谷選手のことを、
「読書は相当していますよ。高校時代の佐々木監督に言われているみたいです」と言っています。
そんな栗山監督も日本ハムの若手には読書を強く薦めていて
日本ハムの若手選手が入る「勇翔寮」にあるミーティングルームには
200〜300冊の幅広い分野の本が置いてあったり、
若手選手のルーティーンに読書の時間を入れています。
日本ハムに在籍していたダルビッシュ有投手もかなり多くの本を読んでいることで知られていますが
日本ハム時代の選手教育が関係しているのでしょうか。
スランプの時や不調の時の「修正力」は読書から⁈
2018年に大谷選手はエンゼルスへ移籍して
最初の頃はメジャーと日本の違いに苦戦していました。
バッターとしてはピッチャーの投げるタイミングが早くて振り遅れて
ピッチャーとしてはメジャーのマウンドの硬さに足が合わなくて投げるボールに力が伝わらず、
持ち前のストレートは160キロには程遠いスピードでした。
オープン戦の成績はボロボロで、
現地の記者は大谷選手を散々酷評していたぐらいです。
しかし結果が出なくても大谷選手に焦りはなく
「一つ一つ修正していければいいかな」ということを言っていました。
実際に4月になって開幕してみると、
バッターでもピッチャーでも活躍していてオープン戦の時とはまるで別人でした。
そして注目したいのが、バッターとしてもピッチャーとしてもフォームが変わっていたことです。
バッターでは足を上げずに体重移動だけで打つフォームに変えていて、
ピッチャーでは投げる時に踏み出す歩幅を小さくしていました。
合わない問題点を分析してたった1ヶ月できちんと修正していたのです。
大谷選手の問題を分析する力は本当にすごいと思います。
大谷選手は幅広いジャンルを読むそうですが、
色々な本を読むことでその中に野球についてのヒントも導き出しているのかもしれません。
出典:「http://number.bunshun.jp/」
最近は大谷選手の打球方向のデータが揃ってきて
「大谷シフト」も敷かれるようになりました。
良いバッターには打球方向をデータ化して守備位置を割り出すという「シフト」ですが、
大谷選手がヒットゾーンに打っても相手選手が守っているという状況になってしまっています。
大谷選手はこの「大谷シフト」をどのように攻略していくのか注目です。
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