スキーと筋肉、身長の意外な関係!? 中日・根尾昂がわかる7つの物語
根尾昂選手の、大谷翔平選手との共通点とは。
根尾選手が毎日している習慣は、大谷選手が高校時代から続けていて今も大切にしていることと共通しているのかもしれません。
その根尾選手が2刀流でできる理由とは、一体どういうものでしょうか。
根尾選手の身長は177センチ。
中学時代の恩師が語っていた、根尾選手の身長に関するエピソードとは。
話題になるほど腹筋が割れている根尾選手ですが、スキーと筋肉、そして身長の意外な関係とはどういうものでしょうか。
今回は、根尾昂選手を、『7つの物語』と題して紐解いていきます。
目次
バッティングセンターは富山へ!?根尾昂の少年時代
出典:「https://ja-jp.facebook.com/」
根尾昂選手が生まれたのは、岐阜県飛騨市河合町という富山県との県境にある小さな町。
人口約1000人の豪雪地帯です。
なので、根尾選手が中学時代のときには、バッティングセンターへ富山まで通っていたのだそうです。
そんな根尾選手が野球を始めたのは、小学2年生の頃。
当時のコーチ・福田利憲さんはある番組で、根尾選手について「幼い時から向上心は群を抜いていた」と話していました。
それがわかるエピソードがあります。
それは、チームが地元の大会で3位に入賞したときのこと。
チームの子供達みんなが大喜びしていたところ、根尾選手だけ不満そうな顔だったのだそうです。
福田さん曰く、まだできるはずだというように思っていたのではないかとのこと。
他の番組で、中学生時代の恩師も根尾選手のことを「自分でしっかりとした考えを持っていてぶれない」と言っていたのを見ましたが、小学生や中学生の年齢でぶれない考え方をすでに持っているというのは本当にすごいことだと思います。
そんな根尾選手には常人離れした、様々なエピソードがあるのです。
根尾昂がスキーで身につけた、野球にも役に立つ “ある力” とは
出典:「http://www.ski-japan.or.jp/」
根尾選手がスキーで全国制覇したのは、中学2年生の頃。
青森県の大鰐温泉スキー場で開催された、第52回全国中学校スキー大会のことで、根尾選手が出場したのは男子回転競技でした。
これは、男子アルペン競技では岐阜県初の快挙だったのだそうです。
ここで注目したいのが、根尾選手の野球での打席。
根尾選手のバッティングの凄さは、一球で仕留めるところ。
その常人離れした集中力は、スキーの競技で身につけたものかもしれません。
以前、根尾選手のスキーを見てきた人がインタビューに答えているのを見ましたが、「スキーは一発勝負の競技」なのだそうです。
野球ではピッチャーと対戦する時、一見ストライク3つまでアウトにならないように見えます。
しかし、プロの良いピッチャー相手では甘いボールは少なく、打てるボールが来るのは一打席で1球あるかないか。
根尾選手は、それを仕留める集中力を持っているのかもしれません。
根尾昂と大谷翔平との意外な共通点とは
根尾昂選手には、大切にしている時間があるといいます。
それは、”読書の時間”。
根尾選手は毎月父・浩さんから20冊の本を送ってもらって、いつも読む時間をつくっているのだそうです。
そんな根尾選手があるインタビューで、読んでいる本を4冊持ってきていることがありました。
タイトルは、
・思考の整理学
・中南米野球はなぜ強いのか
・論語と算磐
・ラテンアメリカ式メジャー直結練習法
の4冊です。
この中で注目したいのが、『論語と算磐』
この本は、エンゼルスの大谷翔平選手の愛読書でもあり、ファイターズの栗山監督が進めていた本でもあるのです。
大谷選手がピッチャーとバッターの両方できたのは、花巻東高校の佐々木監督の目標達成シートの指導。
そして、それを裏付けた読書があったのではないかと思います。
大谷選手が師事した佐々木監督も栗山監督も、読書が大事だといつも言っている人たちでもあります。
「野球をどれだけ上手い人がいても、人間性が伴っていなければ信頼されない」と話す根尾選手。
読書は「人として成長していくのに必要」なのだそうです。
身長に悩みが!?スキーと筋肉、身長の意外な関係
出典:「https://www.google.co.jp/」
根尾選手の身長は177センチ。
プロ野球選手としては、高い方ではありませんが、低すぎることもない高さです。
そんな根尾選手の中学時代、担任の先生が話していた身長についてのエピソードが。
「プロになるには身長がもう少し欲しいな」と思っていたという根尾選手。
そんな根尾選手には、同級生から6〜7本の牛乳が集まっていたのだそうです。
スキーはスピードを出して滑るので、素早くリターンするのに体幹から下半身の筋肉が鍛えられるといいます。
なので、スキーの上級者になるにつれて、それらの筋肉が強くなるのだそうです。
根尾選手の割れた腹筋は、スキーをしていたこともあるのかもしれません。
そして、小さい頃に腹筋を鍛えると身長が伸びなくなるのではという話もあります。
これは、科学的根拠がないものでもあります。
根尾選手は野球の技術などの本を多数読んでいるので、体の構造なども本で学んでいるのかもしれません。
プロ野球でドラフト指名される人の中には、身長が190センチなど高いということも “ポテンシャル” と言われて評価基準になることもあるくらい武器になります。
中学生の頃の根尾選手が身長を気にしていたのだとすると、プロへ進むために身長を伸ばす必要があるということもあったのかもしれません。
“模範となる存在” !?根尾昂を育てた両親とは
根尾選手は大阪桐蔭高校野球部で “根尾サマ” と呼ばれていたといいます。
それも、同級生だけでなく先輩からも “根尾さん” と呼ばれるほど。
その理由は、根尾選手の “模範となる行動” にありました。
学業の成績は “オール5” で、一番上のクラスをキープ。
遠征で授業が受けられない時は、クラスメイトからノートを借りて追いついていたのだそうです。
寮での夕飯を食べ終わった根尾選手が最初にすることは、”ストレッチ”。
根尾選手がそうしていると、周りの人たちも動き始めるというほど。
そんな根尾選手の両親は、地元で地域医療に努める医師。
兄は岐阜大学の医学部生で姉は看護師。一家で医療系に。
父が毎月根尾選手に送っている本もそうですが、模範となる両親のもとで育ったのではないでしょうか。
根尾昂が “2刀流でもできる” 理由とは
出典:「https://number.bunshun.jp/」
根尾選手は2刀流をするのでは、という話題があります。
これについて僕は、2刀流は大谷選手だからできたと思いますし、他の何人もできるものではない難しいものだと思います。
しかし、記者からの、「2刀流をしたいかどうか」という質問に対する根尾選手の答えを聞いて、根尾選手の凄さを感じました。
それは、「あそこまで活躍できるかはわからないですし、どこで一番良い結果が出るかは自分で決めれないです。
どこにそれがあるかわからないので、とにかくできることというか。
一つに集中してやるのもかなり効率上がって良いかもしれないですけど、他のことをやることによって効果はあると思っているので、いずれ1本に絞るにしろ、今は両方というかできることは全部やった方がいいと思ってやっています。」
18歳にしてこの謙虚さは大谷選手のようですし、もっと先々のことまで考えているのではと思うような “凄み” を感じます。
(平田良介選手が力を入れる家族サービスとは!?)
根尾昂の背中の『NEO』の意味
出典:「https://www.fukuishimbun.co.jp/」
ある番組で言われていたことが、印象に残っています。
それは、根尾選手の背番号の上に書かれる『NEO』というアルファベット。
それは、ギリシャ語で『新しい』という意味なのだそうです。
英語でも『復活』を表すのだそうで、再生というような意味があります。
根尾選手が入団するのは、地元の中日ドラゴンズ。
ここ何年も優勝争いから離れていますが、根尾選手がチームを新しく再生させてくれるのではと期待してしまうような人です。
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