大谷翔平が年俸制限でもメジャー挑戦の理由は?「若い」という価値
出典:「http://number.bunshun.jp/」
大谷選手は23歳でメジャーへ行った大谷翔平選手ですが、
メジャーリーグでは25歳以下の外国人選手には年俸制限がかかってしまうため、
上限が約6000万円ほど。
2017年の日本ハム時代の年俸が2億7000万円だったので、
かなり年俸が下がっていることがわかります。
あと2年、25歳になるまで待っていれば
20倍以上の年俸だったとも言われています。
ではなぜ大谷選手があえてこの年俸制限のかかる若さでメジャーへ行ったのでしょうか。
本人はその理由についてあるインタビューで、
「僕の中で今行きたいという気持ちがあるので、行動に移したというだけです」
と答えています。
今回は大谷翔平選手が重視した「若い」という価値を考えていきます。
大谷選手の「価値観」
なぜ大谷選手はあと2年待たずにメジャーへ行ったのでしょうか。
本人はその理由についてあるインタビューで、
「僕の中で今行きたいという気持ちがあるので、行動に移したというだけです」
と答えています。
大谷選手本人にとっては、自分の価値観にきちんと従っただけということなのでしょう。
この答えに大谷選手と同年代の僕は「若い」ということの価値について考えました。
「若い」ということはそれだけで価値がある⁈
僕が転職活動をしていたときのことです。
会社へ話を聞きに行くたびに、「若い」ということについて
「まだまだ若いからこれから何でもできるね」というようなことを言われます。
会社とかでなくてもひと世代上の友人や英語の先生とか上の世代の人にはよく言われています。
一方で、二十数年生きてきた僕にとっては今の年齢が一番上の年齢で、その先の年齢を知らないので
「若い」という感覚はなく、「もうこんな年齢になった」という思いでいつもいます。
なので上の世代の人の「若い」という価値は何となくしか分からない
というのが正直なところです。
時間の大切さ
出典:「https://fi.pinterest.com/」
前に読んでいた本に「時間」について書いてあったことがあります。
イギリスのオックスフォード大学にあるオール・ソウルズ・カレッジ(All Souls College)というところにある日時計にラテン語で「Pereunt et Imputantur」と書かれています。
「時間は過ぎていくもので、その責任は自分にある」という意味だそうです。
学生に時間の大切さを伝えようとしています。
僕は20代ですが、年齢を重ねるごとに戻ってこない時間が増えていくので
年齢を重ねるごとにその過ぎていった時間の大切さを実感していくのかもしれません。
大谷選手にとってのこの「2年」の価値
以前のインタビューで大谷選手は
「選手として一番良い時にメジャーへ行きたい」ということを話していました。
あと2年日本でプレーすると大谷選手は25歳になります。
2刀流でやれば、2年でもそれだけ身体への負担も大きくかもしれません。
2016年に当時大谷選手が所属していた日本ハムが日本一になりましたが、
2017年は大谷選手は怪我があり、メジャー挑戦も控えていたためか無理せずにチームを離れてリハビリしたりしていました。
もし1度大きな怪我をしてしまうとそれだけで2刀流はできなくなってしまうかもしれません。
野球選手は年を重ねるごとに怪我しやすくなるのもあります。
できるだけ身体に無理がきく年齢で念願のメジャーへ行きたいというのも
この「2年」にはあったのかもしれません。
大谷選手にとってこの「2年」は何十億というお金でも買えない「価値」があったということなのかもしれないですね。
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