巨人・若林晃弘と父と7つの物語| 桔梗信玄餅が好きな93年世代最後の1人
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若林晃弘選手が語る “意外な性格” とは。父親の指導もあったのでしょうか、少年時代にはアメリカの野球教室で知見を広めていたことがあるのだそう。
そんな若林選手は93年世代のひとり。6大学リーグ時代に仲の良かったトリオは今ではチームメイト。2019年シーズンには、3人がグラウンドで揃ってプレーする姿を見られるようになりました。
今回は、若林晃弘選手の人柄を『7つの物語』と題して紐解いていきます。
目次
親子2代でプロ野球選手| 若林晃弘と父・憲一さん
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若林晃弘選手を語る上で欠かせないのが、父・憲一さんの存在。
大洋ホエールズ(今のベイスターズ)で10年間プレーしたプロ野球選手で、若林選手もその影響を大きく受けてきています。
若林選手が初スタメンとなった翌日の6月7日イーグルス戦には、仙台のスタンドで両親が観戦。
その場でプロ初ホームラン。それは、プロ野球で7組しかいないという “親子でホームラン”。父親の目の前でのことでした。
その日のチケットは、若林選手が実家に帰ってきた際に母・智子さんがチケットをお願いしていたというもの。
両親が見に来るということで若林選手も意識していた試合だったかもしれません。
アメリカの野球教室に参加!? 若林晃弘の少年時代
若林家で3姉弟の末っ子として育った若林晃弘選手。
若林選手が幼い頃に「幼少期から素質を感じていた」という憲一さんの指導もあったのかもしれません。
若林選手は「向こうの選手と野球をするという機会があった」と、小学生の時にアメリカの野球教室に参加したことがあるのだと言います。
そこでは、日本の少年野球とアメリカの少年野球の違いを目の当たりにしたのだそう。
向こうの選手たちは試合中に急にベンチに帰ってチョコレート食べに行ったり自由な感じ。
「こういうところは日本と違うな」と思ったのだと話していました。
確かに日本の少年野球だと、そういう試合態度もきちんと指導されたりというイメージがあります。
こういう機会を得ることができるのも、父がプロ野球で活躍するために必要なことをよく知っているからなのかもしれません。
『静かなところが好き』若林晃弘の温和な性格
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そんな若林選手が生まれ育ったのは、東京都中野区。
それでも若林選手は「静かなところが好き」なのだといいます。
若林選手が好きなのだというのが、山梨県。
父親の実家がある場所でもあり、定期的に帰省する場所でもあるという山梨。その環境は「落ち着く」のだそうで、中野区よりも山梨の方が好きなのだと話していました。
若林選手が話すところを見ていると、とても落ち着いている印象。よく喋るというよりは、温和なタイプのように見えます。
そしてその性格は、プレーにも現れているように思います。若林選手の打席に立つところを見るととても静かな感じですが、冷静にしっかりボールを見ている印象です。
『桔梗信玄餅が好き』若林晃弘の “帰省” とは
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そんな若林選手が山梨に帰省するときには、いつも食べているものがあるのだといいます。
それは、桔梗信玄餅。お土産にだけでなく、自分用にも買って帰るほど好きなお菓子なのだそう。
しかし、その “絶品” なお菓子には難点も。
それは、食べにくいこと。食べていると下が散らかるのだそうです。
そんな桔梗信玄餅の若林選手が語るオススメの食べ方があるのだと言います。
それは、包んである包装を下に敷いて、その上に中身を全部出してしまう。そしてその上に黒蜜をかけると食べやすいのだと話していました。
若林選手が大好きという桔梗信玄餅はこれです↓
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1年目の悔しさを!? 6大学トリオと若林晃弘
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若林選手がジャイアンツに入団したのは2018年。
社会人野球チーム”JX-ENEOS”を経てのプロ入りだったので、若林選手の1年目は高卒入団選手が8年目となる年齢であり、大卒選手が4年目の年齢。
若林選手は東京6大学野球の法政大学出身。
その同リーグ内には、慶應に山本泰寛選手、早稲田に重信慎之介選手がいて、山本選手は以前「6大学で仲の良い選手は?」という質問で「シゲ(重信選手)と法政の若林」と答えているほどの仲。若林選手も当然意識する間柄かもしれません。
桐蔭学園高校時代のチームメイトの茂木栄五郎選手も1軍で活躍を続けていますし、山本選手も重信選手も2018年シーズンには1軍で活躍。
そういった周りの活躍を意識することもあるのではないでしょうか。
できることは全部やる!? 若林晃弘の “考え方” とは
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若林選手を見ていると、「やれることは全部やる」という考え方があるように思います。
元々は右打ちだったのを両打ちに変更して、今は両打ち。内外野全てのポジションを守れるように練習したユーティリティープレーヤー。
こういうのは父親の教えなのでしょうか。
「今年ダメだったら終わり」という可能性を伝えていたこともあるという父・憲一さん。
プロ野球で生き残ることの厳しさを知っている父の影響もあるのかもしれません。
複数のポジションを守れるというのは出場機会を増やす上では有効と言われますし、両方の打席に立てることは相手ピッチャーによって左右の理由で外されることもなくなるかもしれません。しかし、それだけ練習の負担も増えるということでもあるので、一概には良いかどうかは言えないということも。
そういう練習量を影でこなしているからできることなのかもしれません。
“93年世代最後の1人” 若林晃弘の切磋琢磨
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若林選手の年齢でもう一つ、欠かせないのが “93年世代” ということ。今ジャイアンツで注目が集まる世代です。
高卒入団の選手、大卒入団の選手だけでなく、トレードや育成枠でもその世代の選手を獲得して、1軍に同年の選手たちが集まってきています。
これだけ同学年の選手が同じチームに揃うのは珍しいこと。
同学年というのはいつも以上に意識すると思いますし、試合を見ていると2019年シーズンにはこの世代の選手たちが交代で出場機会を得ているのがわかります。
昨日の試合では、重信選手と7番8番で並んで出場。
若林選手が打って重信選手が続いて打って、途中から山本選手が出場して打ってと3人が揃ってプレーしている姿がありました。
そんな世代の中で、今もっとも注目を浴び始めている若林選手。
後半戦に向けてどこまでポジションを取れるか活躍が楽しみです。
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