筒香嘉智がメジャーへポスティング移籍するためのベストな年齢とは
2014年に田中将大投手や2016年に前田健太投手、2018年には大谷翔平選手がメジャーへ移籍しました。
このあとも2019年に菊池雄星投手、2023年に菅野智之投手がメジャー移籍すると言われています。
そこで気になるのが、DeNAの筒香嘉智選手です。
ドミニカのウインターリーグに行っていて、英語やスペイン語を練習しているので、メジャーへ移籍するのかもしれません。
そこで障壁になるのがNPBの制度です。
海外FA権を獲得するためには9年間の1軍の選手登録日数が必要ですが、筒香選手がFAでメジャー移籍できるのは早くて2021年のオフになります。
そのときには筒香選手は30歳で全盛期は過ぎているかもしれません。
しかし、田中将大投手や大谷選手を見ると、筒香選手がメジャーへ移籍するために良い年が見えてきます。
ポスティングでメジャー移籍した田中将大と大谷翔平
日本のプロ野球選手がメジャーへ移籍するためには海外FA権をとるのが一般的ですが、それには年数がかかります。
もう一つ、ポスティングシステムがありますが、それには所属している球団が”いいよ”と言わないと使えません。
なので、筒香選手がメジャーのチームへ移籍するためには海外FA権がもらえるまで日本でがんばるか、DeNAの球団側に”メジャーへ行っていいよ”と言ってもらわないといけません。
しかし、球団側はこんなに打ってくれる選手を手放したくないのは当然です。
この海外FAという制度も日本のプロ野球が選手を簡単にメジャーへ行かせないためのものでもあると思います。
これまでには日本から海外FA権を使ってメジャーへ行った人はたくさんいますが、ほとんどの選手は球団側から引きとめられているのではないでしょうか。
それでも、田中投手と大谷選手はポスティングシステムを使っていて、球団も納得しての移籍でした。
ファンも納得していて、田中投手のときは”東北を元気にしてくれてありがとう”、大谷選手のときは”世界一の選手になるためにがんばって”という空気感がありました。
なぜこの二人はみんなが納得して、チームもポスティングに”いいよ”と言ってくれたのでしょうか。
ポスティングでメジャー移籍した2人に共通すること
田中投手と大谷選手に共通するのは、二人ともメジャー移籍前にチームが日本一になっているということです。
田中投手の楽天は田中投手が移籍する年、大谷選手は移籍の前の年に日本一になっています。
でもそれだけではありません。
田中投手は24連勝のプロ野球記録をつくるという誰も文句のつけようのない自己ベストの成績。
大谷選手はピッチャーとバッターの2刀流で自己ベストといえるような成績を残しました。
二人が日本一まで導いたと言うような活躍で、チームもファンも熱気に溢れていました。
2014年に田中投手が日本シリーズ優勝が決まる試合では、田中投手が投げる姿に涙を流しているファンの方が少なくありませんでした。
この日本一に導いたことが球団側も経営的な視点からも一つの区切りとなっていたのかもしれません。
筒香の年齢&ベイスターズの日本一のタイミング
出典:「https://sportiva.shueisha.co.jp/」
2017年にDeNAはリーグ3位ながらもクライマックスシリーズを勝って、日本シリーズに出場しました。
これには筒香選手は日本一のイメージが湧いたのではないでしょうか。
もし筒香選手が大活躍をしてDeNAが日本一になれば、筒香選手はポスティングシステムをチーム側にお願いするということはあるのでしょうか。
2015年からは筒香選手がキャプテンを務めていて、外国人選手をまとめたり、ラミレス監督と話すことも増えています。
筒香選手がメジャーへ移籍するときがくるのか期待でいっぱいです。
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