改札でまさかのハプニング!ヘルシンキの地下鉄の乗り方3つのルール
出典:「http://www.helsinkitimes.fi/」
ヘルシンキの公共交通機関にはトラム、バス、メトロ、電車、レンタサイクルがありますが、その中でも僕がおすすめしたいのが「メトロ」です。
メトロは5分ごとに電車があるので待ち時間が少なかったり、短時間で早く移動できたり、路線が1本で乗りかえも簡単だったり、使い勝手の良い交通機関です。
そして2017年にはヘルシンキ西側のエスポー地区へ路線の拡張工事があったので、
メトロで行くことのできる範囲もさらに広くなりました。
今回は、ヘルシンキに留学していた僕がオススメする「メトロ」の使い方や路線図&時刻表を解説していきます。
ヘルシンキメトロの入り口目印&電車の中はこんな感じ
出典:「https://it.wikipedia.org/」
地下鉄の入口はメトロの「M」が目印です。
ここから入っていきますが、駅のホームがかなり深いところにあって
エスカレーターが長くて速いので転ばないように注意です。
こちらは内部の写真。
出典:「https://ja.wikipedia.org/」
通勤時間以外はいつも空いているので、だいたい座れます。
なので、みんな並ばずに後ろで適当に待ってます。
メトロの中ではときどき雑誌売りの人が回ってくるので、いらなければ断ります。
ヘルシンキは治安は良いですが、危ない地域もあったり、地下鉄もときどき変な人もいるので荷物は手放さないように注意が必要です。
留学中に駅の改札で起きたハプニング
僕が留学したときに地下鉄の改札を通ったところでホームレスの人がいて、急に迫ってきて話しかけられたというハプニングがありました。
そのときはまだ慣れていないはじめの頃で、その人がかなり大きい人だったということもあってびっくりしてしまいました。
しかも、「その人はお腹が空いたからお金が欲しい」と言って来るのです。
どうしていいかわからなくて周りの人を見ると、関わらない方がいいみたいな表情で見ていました。
「フィンランドって福祉に手厚い国」というイメージがありますが、実際にはヘルシンキ市内にたくさんの路上生活をしている人がいます。
観光地にもいるので観光で回っていると一度はそういう人を見ると思います。
中にはそっと食べ物を置いて行く人も見ましたが、これは現地の問題なので旅行で行く際には気にしなくて良いかもしれません。
ヘルシンキメトロの路線図を解説!
ここでは、3つの路線図を一緒に見ていきましょう。
路線図①
出典:「https://www.hsl.fi/」
HSLのページで拡大して鮮明に見れます↓
上の路線図写真のPDFへ飛びます
路線が1本で日本の地下鉄路線図と比べるとシンプルでわかりやすいですね。
ただシンプルな割に方向を間違えやすいので注意が必要です。
路線図の駅名は上からフィンランド語、スウェーデン語、英語(Central Railway Station=ヘルシンキ中央駅のみ)の順に書いてあります。
駅と駅の間に「2 min」と書いてあるのが区間の走行時間ですが、1分とか2分なので距離的にもかなり近いですね。
メトロはヘルシンキの東西にも路線が伸びているのでトラムのないところに行くのも便利です。
観光客がよく訪れるマリメッコのアウトレットも Herttoniemi 駅の近くなので、
地下鉄を使うとヘルシンキ中央駅からすぐ着きます。
それでは実際にどのように路線が市内を走っているのか見ていきましょう。
路線図②
出典:「https://www.hsl.fi/」
写真の画質が粗いので拡大しても見えないですが、
HSLのページで拡大して鮮明に見れます↓
上の路線図(ヘルシンキ中心部版)のPDFへ飛びます
ヘルシンキ市街の中心を横断するようにメトロの路線が通っています。
そしてこのままヘルシンキ中心から郊外へ伸びていくので、トラムが通っていない地域までメトロが走っています。
路線図③
出典:「https://www.hsl.fi/」
写真の画質が粗いので拡大しても見えないですが、
HSLのページで拡大して鮮明に見れます↓
上の路線図(ヘルシンキ広域版)のPDFへ飛びます
ヘルシンキメトロの時刻表を解説!
↓HSLが公表しているサマータイム(2018年6月18日-8月12日)の時刻表です。
メトロ時刻表(サマータイム)のPDFに飛びます
5 min valein : 5分おき
フィンランド語とスウェーデン語で書かれているのでわかりにくいですが、
1ページ目→平日の時刻表
2ページ目→平日の反対方向の時刻表
3ページ目→土曜日の時刻表
4ページ目→土曜日の反対方向の時刻表
5ページ目→日曜日の時刻表
という流れです。
時刻表には主要な駅(Matinkyla、Tapiola、Rautatientori、Itakeskus、Vuosaari、Mellunmaki)しか乗っていないですが、上の「路線図①」に書いてある駅区間の時間からそれぞれの駅の時間も計算できます。
主に5分おきに次の電車が来るので、そんなに時刻表は気にする必要はないかもしれませんね。
チケットの買い方と種類&料金
各駅にこちらのチケット販売機が置いてありますが、主にデイチケット(9ユーロ)とシングルチケット(2.9ユーロ)があります。
デイチケットは1日、シングルチケットは60分それぞれ使うことができます。
購入したときにその時間がチケットに記入されて、そこから1時間となります。
デイチケットは9ユーロで3回使えばシングルチケットと同じぐらいの料金になるので、地下鉄をたくさん使う場合はデイチケットがお得です。
デイチケットは複数日で購入すると2日目からは4.5ユーロ/日になります。(例:2日チケットが13.5ユーロ、3日チケットが18ユーロ)
↓詳しい料金はHSL(ヘルシンキ交通局)のホームページをご覧くださいね。
HSL(ヘルシンキ交通局)へ飛びます
出典:「http://soramimifinland.blogspot.com/」
デイチケットはキオスクでも購入することができますが、
その場合はICチップのカード型になるので、使い始めるときに専用の場所にかざす必要があります。
券売機を使うときの注意点として、時々お札が使えないものがあります。
ICチップのクレジットカードも使えるので、使う時は注意が必要です。
購入するとレシートのような小さな紙切れのチケットが出て来るので、
取り忘れたり、無くさないようにしましょう。
日本と違って改札が素通りできるタイプなので、チケットを買い忘れて入ってしまうと大変なことになります。
定期的にHSLの職員が4,5人で電車に乗り込んできて切符の抜き打ちチェックをしていって、持っていないと80ユーロの罰金を求められます。
僕も留学中に何度も抜き打ちチェックに遭遇しましたが、一度切符をなくしたのか買わなかったのか厳しく追及されてる人がいて、ポケットやカバンの中を必死に探していました。
言い訳できない感じだったので、買ったチケットは無くさないように気をつけたほうが良さそうです。
まとめ:ヘルシンキの地下鉄の乗り方3つのルール
①乗る方向を間違えないように注意する
②あやしい人に近づかない&雑誌売りの人は断る
③チケットを失くさないように保管する&抜き打ちチェックの職員がきたらすぐ出せるようにしておく
この3つのルールをおさえておけばヘルシンキの地下鉄はとても便利なので、参考にしていただけると嬉しいです。
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