サウナでハプニング⁉︎ヘルシンキ留学した僕がお勧めの日本人女性経営のサウナ
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フィンランドでサウナに行ってみたいけど、フィンランドのサウナって日本の銭湯みたいなもので、よくあるような公衆サウナはハードルが高いかもしれません。
僕も留学中に一度は行こうと思っていましたが、どこに行こうか迷っていました。
そんな時に ツボイネネ さんという日本人の方が経営するサウナがあると人から教えてもらったので行ってみました。
「クルットゥーリサウナ(Kulttuurisauna)」というところです。
僕が行ったときも、ツボイさんが受付をされていました。
日本人が作って経営しているサウナならなんとなく安心できますよね。
それに、ヘルシンキの中心部にあるので観光のときでも行ってみることができます。
「クルットゥーリサウナ」はどんなところ?
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建築家のトイヴォネンさんとデザイナーのツボイさんが設計されています。
なので僕が行った時はツボイさんが受付されていましたが、トイヴォネンさんが受付されているときもあるかもしれません。
フィンランドでは建築家のアアルトが有名ですが、そのアアルトが「フィンランドはサウナ発祥の地であり、サウナはフィンランド人にとって固有の文化的な現象」と言っていて、二人は設計事務所を開いていて、アアルトのその意思を引き継ぐということでやっています。
ちなみに名前の「クルットゥーリ」というのはフィンランド語で「文化」という意味です。
アアルトの建築はヘルシンキにもたくさんあるので、観光でも行く人が多いのではないでしょうか。
僕もいくつもアアルト建築は、アアルトの自邸、アカデミア書店、パイミオのサナトリウムも見に行きましたが、いろいろなところで工夫がされていてアアルトのデザインは面白かったです。
「クルットゥーリサウナ」の入り方
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サウナなんて日本で温泉に行った時に入ったことがあるかどうかという感じで、入り方はよく知りませんでした。
僕が入ったときは結構人がいてサウナ室はほぼ満員でした。
サウナ室では、隣の人に「もっと熱くしていい?」と聞かれたので「いいよ」
と言ったらその人がどんどん水をかけていって、室内はどんどん暑くなっていきました。
フィンランドのサウナでは自分で水をかけて蒸気を発生させてそれを浴びるというもの。
水をかけるときには周りの人に一声かけるのが暗黙のルールです。
その蒸気で室内はどんどん熱くなっていきますが、耐えられないくらいの暑さになってきたので外へクールダウンに出ました。
ちなみに上の方が暑いので、暑すぎない方が良い人はできるだけ下の段に座るのが良いです。
クールダウンのスペース
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サウナ室は男女別れていますが、ここは共用のスペースになっています。
クールダウンしている人が集まっています。
下の写真は建物のモデルです。海側に中庭みたいなところもあります。
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サウナ近くでまさかのハプニングに遭遇⁈
ちなみに、僕は一度ここの隣にあるマンションの部屋を借りたことがありますが、そのときそのマンション建物の敷地内のエレベーターでタオルだけのおじさんが歩いているのに出くわしたことがあります。
僕がエレベーターホールで待っていると、到着したエレベーターにそのおじさんが乗っていました。
そのときは変質者かと思ってびっくりしましたが、フィンランドではサウナで温まった身体をクールダウンするのに外を歩いているのはよくあることみたいです。
クルットゥーリサウナは若い人にも人気ですが、隣のマンション群の人たちもよく利用するみたいなので、家が近い人はふらっと来ているようです。
テレビとかでよく目にする海に飛び込める階段がついている
クールダウンに湖へ入れる階段もあります。
よくテレビで目にする「アバント(avant)」という水に入っていくものですが、冬でも極寒の海に入っていく人がいます。
森の中にあるサウナとかで海に飛び込むシーンを見たことがあるかもしれませんが、ヘルシンキでもできる場所があるんですね。
冬はここの海は凍っているので、それ以外の凍っていないときだけということになります。
この海沿いはとても気持ちの良い場所
僕もここに割と近いところに住んでいたので、ここら辺にはよく歩いてきたりしていました。
この海は冬には凍るのですが、日が照っていると凍っている水面がキラキラ反射してきますし、ヘルシンキは空気が澄んでいるので風が気持ち良いです。
そういう立地を選んで作ったのかもしれないですね。
近くにベンチもあるので、ここら辺に来た際にはこの海沿いをゆっくりお散歩してみることもおすすめですよ。
料金&持ち物
【料金】
大人 15ユーロ
学生 12ユーロ
7枚チケット 70ユーロ
【持ち物】
①水 サウナでは発汗するのでこまめな水分補給が必要です。
②水着 サウナ室は男女別の部屋ですが、クールダウンで外へ出ることもできます。
③タオル クルットゥーリサウナの公式サイトにもタオルが必要ということが書いてあります。
アクセスの仕方
地下鉄のハカニエミ駅から歩いて行くのがアクセスしやすいです。
歩いて10分ぐらいです。
【住所】Hakaniemenranta 17 00530 HELSINKI
【営業時間】
水曜-日曜 16:00-21:00
(最終入場 20:00)
↓フィンランドはお休みのシーズンもあるので公式サイトで行く前に一度確認しておくと良いです。
クルットゥーリサウナの公式サイトに飛びます
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