筒香嘉智のスペイン語上達に学ぶ語学修得に大切なこと 年齢は関係ない
出典:「http://number.bunshun.jp/」
DeNAの試合を見ていると、筒香選手がロペス選手とよく一緒に話しているのを見ます。
ロペス選手の出身はベネズエラで公用語はスペイン語ですが、ロペス選手はメジャーでも活躍していて英語も話します。
筒香選手はドミニカ共和国のウインターリーグに何度か行っていて、スペイン語がよくできるそうです。ラミレス監督との会話はスペイン語という話も。
それに、巨人戦の前にはバッティング練習のときにマギー選手に話しかけに行く筒香選手が見られるので、英語の練習もしているのでしょうか。
僕はフィンランドに留学する前に英語をしばらく練習していましたが、本当に苦労しました。
ヘルシンキではフィンランド語の講座もとっていましたが、片言で何か言うぐらいしかできませんでした。
なので、筒香選手の語学修得力には憧れます。
しかし、語学の練習が大変なことに変わりはないと思うので、筒香選手は相当がんばって練習したのかもしれません。
そこには、筒香選手の語学修得のための姿勢が見えてきます。
僕たち日本人に多い英語学習の壁とは
僕もそうですが、日本人はシャイな人が多くて”英語を話す”ことに抵抗がある人が多いように思います。
実際には英語をできるようにしようとどんどん話してできるようになっていく人もたくさんいると思いますが、英語を学習している人でも必要性がないと喋ろうとはならないことも多いのではないでしょうか。
僕たちの年代の人は、学校の英語の授業で習ったことといえば、文法と英文を読むことがメインでした。話すことといえば、先生の言ったことを”リピート”するぐらいです。
なので、英語を練習していると、やっぱり自分で言葉を考えて相手に伝えることは別物だと思いました。
筒香選手の他チームにも話しに行く姿勢
出典:「https://www.zakzak.co.jp/」
最近は南米のスペイン語圏からやってくる選手がどのチームも多いですが、ベイスターズは監督もベネズエラ出身のラミレス監督ですしチーム内にもたくさんの外国人選手がいます。
筒香選手は同じくベネズエラ出身のロペス選手とも仲が良くて、他の選手たちもいつも話しに行って早くチームに慣れれるようにまとめています。
キューバからベイスターズにきてメジャーのアストロズに行ったグリエル選手も筒香選手は友達と言っているほど。
しかし、筒香選手の姿勢はチーム内だけではないです。
他のチームの外国人選手にもたくさん話しかけに行っています。
ヤクルトのバレンティン選手はオランダの人です。
オランダの人は英語がすごく上手な印象ですが、筒香選手はバレンティン選手と英語で話しに行くのでしょうか。
他の選手に英語で話に行くのは言葉の練習という訳ではないかもしれませんが、こういう姿勢で上達していくんだと思います。
それに、筒香選手は26歳ですが、マギー選手のようなかなり年上の選手たちと話していることが多いように思います。
日本は先輩後輩の関係がとても重要ですが、海外の人は日本に比べるとそういう意識が少ないのではないでしょうか。
筒香選手の年齢関係なく話しに行く姿勢は大切だなあと思います。
その環境へ身を置いてみることは大切だった
出典:「http://column.sp.baseball.findfriends.jp/」
筒香選手はドミニカのウインターリーグへ一人で行っています。
この中で現地の選手の中で入ってプレーしていますが、現地に入ってみることは語学のためにはとても良いことだと思いました。
僕が行ったフィンランドの言語はフィンランド語でしたが、現地の人は若い人を中心に英語を使います。
年配の人だとフィンランド語訛りの英語を話す人が多くて、聞き取るのが難しいです。
実際に入ってみると具体的にイメージできたり、現地に身を置いてみてわかることはたくさんあるのではないでしょうか。
まとめ:プロ野球は語学修得に良い場所!?
プロ野球は色々な国から選手がきていて、外国人選手は日本人とのコミュニケーションに苦労していると思います。
しかし、筒香選手にとっては語学の練習にも良い環境なのではないでしょうか。
筒香選手はメジャーリーグへの移籍も考えているかもしれません。
メジャーには南米の選手が多くてスペイン語圏の人が多いです。
なので、ラミレス選手やロペス選手がいるベイスターズをはじめ、筒香選手にとってプロ野球は語学修得のためにもとても良い場所なのかもしれませんね。
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