出身はあの人と一緒!実家の母を想う鍬原拓也がわかる7つの家族物語
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鍬原拓也投手のグローブに刻んである言葉とは。
幼少時代に両親が離婚して、家計が苦しい中で鍬原投手が野球を諦めかけたときに母がとった行動とは何だったのでしょうか。
そこから鍬原投手が野球を一生懸命続ける理由が見えてきます。
鍬原投手の地元は関西。
中学時代には、今もチームメイトでもあるあのスラッガーが後輩にいました。
仲良しの彼が語る中学時代の鍬原投手とはどんな性格だったのか。
今回は、鍬原投手の家族への想いとその性格を『7つの家族物語』と題してご紹介します。
目次
鍬原拓也の知られざる中央大学の先輩・阿部慎之助と同じ嗜好とは
鍬原投手は以前、「好きな食べ物は?」という質問に対して「オムライス」と答えていました。
そしてそれにかける味付けは、”マヨネーズ”。
ある番組で鍬原投手は “マヨラー” であることを告白していました。
しかし、チームの大先輩にもマヨラーが。
それは、鍬原投手にとって中央大学の先輩でもある阿部慎之助選手です。
阿部選手の好きな野菜はブロッコリー。チャーハンにもマヨネーズをかける大のマヨラーですが、鍬原投手も「基本、何にでもかける」と負けず劣らずのマヨラーぶりを語っていました。
そんな鍬原投手は大学時代まで大変なときを過ごしてきています。
(中央大学の先輩・澤村拓一投手の性格がわかる記事はこちらから読めます。)
苦労人・鍬原拓也が野球をする理由とは
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鍬原投手が幼い頃に両親が離婚。
母が必死になって鍬原投手と妹を育てました。
髪の毛も家族3人を母が切っていたという、けっして裕福ではない中で野球を続けさせてもらってきたのだそうです。
しかし、鍬原投手は中学時代に右ひじを怪我。
野球の道具や遠征費がかさむ中で治療費も苦しかったとき、鍬原投手は野球をやめる決断もしたことがありました。
そんな中でも母が必死に鍬原投手に「野球をやめてはだめ」と続けさせています。
鍬原投手が野球をする理由は “母を楽にさせてあげたい” から。
そのためにプロへ進もうと大学時代にさらに飛躍。
ドラフト一位の切符を手にしました。
野球を始められなかった幼少時代と家庭環境
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そういう環境の中で野球を続けてきた鍬原投手ですが、野球を始めたきっかけは「巨人の阿部慎之助選手を見たこと」と発言しています。
しかし、その時は家計の事情で野球はまだできず、小学3年でやっとやらせてもらえています。
母は家計が苦しい中でも野球を続けさせてくれたことは、鍬原投手にとって「中途半端な気持ちではできない」と常に必死に野球に取り組む姿勢を作ったのかもしれません。
野球をするのには、道具だけでなくユ二フォームやカバン、遠征費などとてもお金がかかります。
特に活躍して勝ち進めば、それだけ遠征費がかさんでいくので難しいところです。
鍬原投手は中学時代にはすでに頭角を表していたというので、母親が遠征費を負担するのは大変だったと思いますし、そういう面で複雑な思いだってあったかもしれません。
(家業を営む家庭で育った吉川尚輝選手の性格がわかる記事はこちらから読めます。)
幼少期の鍬原拓也と母の野球練習エピソードとは
そんな鍬原投手と母・佐代子さんには一緒に練習したエピソードがあります。
それは、佐代子さんが家の壁にボール1つぶんの円を書いて、鍬原投手がそこに一日1〜2時間投げて当てていたというもの。
高校に入ってボールが硬式球になると、さすがに壁が耐えきれなくて1回でやめたと言っていました。
鍬原投手はコントロールの良いピッチャーですが、その練習に原点があるのかもしれません。
地元はあの後輩スラッガーと一緒!子供時代の鍬原拓也ってどんな人?
そんな鍬原投手の少年時代に所属していたシニアリーグの1つ後輩に、巨人で4番バッターに成長した岡本和真選手がいました。
岡本選手は “奈良のジョニー・デップです” の自己紹介でファンの間で名を馳せましたが、鍬原投手も奈良県出身なのです。
二人は “子供の頃から知る中” というほど仲良しのようです。
そんな岡本選手は当時の鍬原投手について、「優しくて面倒見が良い先輩だった」と話していました。
しかし、二人にはこんなエピソードも。
それは、先に岡本選手がプロに入って、鍬原投手は時々岡本選手に連絡をしていましたが、岡本選手はあまり返していなかったというのです。
鍬原投手がドラフト指名を受けた時、岡本選手はお祝いの連絡をしたそうですが、鍬原投手は「これからは返して」と言っていたのだとか。
2017年のファンフェスでそのことについて聞かれた岡本選手は、「僕はマメじゃないんで」と笑っていました。
(岡本和真選手の記事はこちらから読めます。)
ピッチャーの性質があった!?鍬原拓也の意外な特技とは
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鍬原投手には意外な特技があります。
それは、絵を描くこと。
小学生の頃からよく絵を描いていたそうで、そのノートが今でも大事に残っています。
そのノートには漫画・メジャーの茂野吾郎のキャラクターが。
グルーブの縫い目までこまかく描いてありました。
ピッチャーってこういう手先の器用さが重要だと思います。
鍬原投手は多彩な変化球を操りますし、シンカーやフォークのような難しいボールも投げるので、手先の器用さは群を抜いているのかもしれません。
これが鍬原拓也の目標!そのグローブに刻んだ文字とは
鍬原投手にとってはそんな多彩な変化球も全て “親孝行” のために身につけたもの。
鍬原投手のグローブには”親孝行” という文字が刺繍されています。
グローブはマウンドでもいつも身につけているもの。
ピンチの苦しい中でもそれが目に入れば気持ちが奮い立つのかもしれません。
あと気になったのが、色紙に書かれた文字。
達筆で上手すぎます。こういう端々にその器用さが見られるのがすごいです。
そして、この “紫” の色にも理由があります。
その色は母の好きな紫を大学時代から使っていたのだそうです。
「母に楽させてあげたい」中学生の頃にそう思ったのだそうですが、それからはその一心で取り組んできたのがわかります。
(グローブには “Tappei” と刺繍している谷岡竜平投手の記事はこちらから読めます。)
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