奥さんとおばあちゃん!?菊池雄星の7つの甲子園&ドラフト物語
花巻東高校が躍進して甲子園で勝ち進んだ裏には、菊池雄星投手と仲間たちのある約束がありました。
その東北地方の天才たちが花巻東高校へ集結した驚きの理由とは。
2018年のシーズンオフにメジャーリーグへポスティング移籍する菊池雄星投手。
一時は高校からそのままメジャーへ挑戦すると表明していました。
そのときは涙を流しながら断念しましたが、ついにこの時がきたのです。
そういえば、高校時代にはファンレターも届いていたのだそうです。
今は元アナウンサーの深津瑠美さんと結婚された菊池投手ですが、当時はある人からモテていたのだと言っていました。
今回は、菊池雄星投手のメジャー挑戦を夢見た高校時代を『7つの甲子園&ドラフト物語』と題して、お届けします。
目次
性格を表してる!?菊池雄星が花巻東高校を選んだ理由とは
出典:「https://number.bunshun.jp/」
菊池雄星投手が花巻東高校を選んだ理由。
それは、家から30分ぐらいで通える距離にあったからだと言います。
時間を大切にしている菊池投手にとって、移動時間は大切なもの。
花巻東高校の野球部員は寮に入りますが、通常は最後の夏が終わると選手たちは実家へ帰ります。
しかし、菊池投手は一人だけ帰らずに寮に残ったのだそうです。
その理由は、まだ野球に専念したいから。
その移動のための毎日30分も惜しんで寮に残っていたのです。
さらに、菊池投手が花巻東高校を選んだのには、もう一つの理由がありました。
(中村剛也選手が大阪桐蔭高校を選んだ理由とは!?)
花巻東高校へ集結!?菊池雄星と仲間たちの驚きのドラマとは
出典:「https://victorysportsnews.com/」
菊池投手の花巻東高校の仲間は特別なものでした。
野球好きの母の勧めで小学三年生から始めた菊池投手。
中学三年で東北大会準優勝、東北選抜に選ばれて全国大会準優勝と実績を積み上げていきました。
しかし、全国の強豪校からの勧誘は断って、地元の花巻東高校へ進学。
そこには理由がありました。
それは、中学時代に交わした仲間やライバルたちとの約束です。
「岩手から日本一を目指す」それで県内の有力選手たちが花巻東高校へ集結したというのです。
これが、もう一つの菊池投手が花巻東高校を選んだ理由でした。
謙虚に!菊池雄星が高校3年間毎日欠かさず行った意外なこと
出典:「https://news.yahoo.co.jp/」
菊池投手はメジャーリーグで大型契約を交わすほどの選手になりましたが、ここまでの選手になったのには “謙虚さ” があると思います。
これだけ誰もが認めるチームのエースになって周りからちやほやされても、いつもいつも努力を続けている謙虚さ。
それは高校時代に培ったものでした。
高校入学したとき、監督から「人が嫌がることがやれるかがピッチャーだ」ということを言われたのだそうです。
それから菊池投手が始めたのが、”トイレ掃除”。
3年間毎朝欠かさずに、みんなが使うトイレを一生懸命に掃除を続けました。
当時の佐々木監督は、「謙虚に学べる能力が高いのが、菊池の一番大切な能力」「あれだけの能力があれば天狗になっている」と菊池投手を絶賛していました。
ここまでできるのは本当にすごいことだと思います。
こういう姿勢を見て、チームメイトも菊池投手と一緒に甲子園を目指そうと思ったのかもしれません。
(高校時代に控え選手に手紙を送っていた山田遥楓選手の記事はこちらから読めます。)
高校時代から届くファンレター!菊池雄星はこういう人にモテる!?
2016年には元キャスターの深津瑠美さんと結婚を発表した菊池投手。
高校時代は「彼女とか考えたことはない」と野球に必死になっていました。
そんな高校時代の菊池投手はよくファンレターが届いていたと言っていました。
その送り主は基本的にお年寄りが多かったと話していた菊池投手。
「お年寄りからはモテるんですけど」と当時語っていました。
仲間にこんなに支えられた菊池雄星!あの夏の怪我の真相とは
出典:「http://www5.nikkansports.com/」
そして、高校時代に菊池投手が最も涙を流したシーンはこちら。
最後の夏の甲子園準々決勝での怪我です。
菊池投手は後々、「実は背中の痛みは県大会前からのものだった」と話していて、我慢しながら投げていたことを告白しています。
食事も痛くて食べられない状況で、試合の後に精密検査をしたら肋骨が折れていたのだそうです。
しかし、ここまでして菊池投手が投げたのには理由がありました。
それは、仲間のためだったのだそうです。
菊池投手が高校2年のころ、極度の不振に陥って全く勝てない時期が続きました。
そんな時に「一人で抱え込みすぎるなよ」というその言葉を常々言ってくれてその言葉で1年間乗り越えられたといいます。
普通だったら、肋骨にヒビが入っていたら動くこともできないと思います。
「痛かったんですけど、この仲間だったら一生野球できなくてもいいから、人生最後の試合だと思って投げ切ろうとマウンドへ立ちました」と泣きながらインタビューに答えていました。
(甲子園制覇を一番見て欲しかった人とは!?今井達也投手の記事はこちらから読めます。)
中学生から考えていた!?菊池雄星の夢とは
出典:「https://www.kyoto-np.co.jp/」
菊池投手は中学生の頃から、日本一になるにはどうするかということを考えていたといいます。
そして、その夢はメジャーリーガーになること。
「夢は思っているから実現するのであって、思っていなれば実現しない。だから常に思っている」と言っていて、中学生の発言とは思えないです。
その後、高校3年でメジャーを目指しますが、このときは日本のプロ野球へ進むことを決断しました。
(大学とトヨタで力をつけてプロへ進んだ源田壮亮選手の記事はこちらから読めます。)
メジャーへ行きたかった!?20球団が競合したあのドラフト会議の理由
菊池投手は当時、メジャーリーグへ行きたいと言っていました。
しかし、周りの説得もあったのか会見を開いて、日本でプレーすることを泣きながら話しています。
高校1年の頃からメジャーリーグの球団のスカウトが見に来てくれていたのだそうです。
そういう、「結果が出ない時もいつもそばにいてくれたスカウトがいたので、そういう方のところに行きたかった」と振り返っていました。
このときは苦渋の決断だったと思いますが、2018年オフについにメジャーへ挑戦することになります。
日本で結果も残しましたし、高校卒業後に行くよりもたくさんの準備を進めてきています。
菊池投手が好きなクレイトン・カーショウ投手もいるドジャースが有力と言われていますが、どういう契約になるのか僕も今から楽しみです。
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